岡谷市にある岡谷蚕糸博物館。キオラハウスからはおよそ車で45分ほどです。


博物館では生糸生産の一大工業地域であった岡谷を丁寧にわかりやすく説明していました。
生糸は日本近代を代表する輸出商品で日本の発展を支えたことや、岡谷の製糸工場で働く女工さんの労働環境やその日常が紹介されていました。
また甲子園で準優勝したこともある諏訪蚕糸学校(現岡谷工業高校)の展示も面白かったです。野球部が当時植民地であった台湾への遠征を行っていたということで、当時の生糸産業の豊かさがうかがい知ることができます。

お蚕さんが見られるスペースもありました。そこではお蚕さんの桑の葉をモリモリ食べる音が耳をすますと聞こえてきました。5齢と呼ばれる段階のお蚕さんはものすごく食欲旺盛なのだそうです。